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複数のCPUを用いて仕事

複数のCPUを用いて仕事を分担して処理する、通信には汎用性のあるイーザーネット仕様を採用する、一番基本となるOSとしては、様々なコンピュータで使えるUNIXを採用する、など革新的な考えに基づいて設計しました。この結果、多くの支持を得て、10年後には従業員1万人を超え、年商35億ドルに達する大企業に成長しました。高額な大型汎用機でなければ処理できなかった仕事もワークステーションでこなせるようになり、コンピュータのダウンサイジングに大きく貢献しました。現在のように、無数のパソコンが相互にインターネットにつながって利用されている環境下では、ワークステーションはこの中核となるマシーンであるサーバーとしての需要が増大しています。また、同社は、新しいインターネット用のプログラム言語であるJAVAの開発でも有名です。この言語は、WindowsやマックOS、UNIXなど、あらゆる○Sでも動くもので、株価情報や天気予報、交通情報のように、刻々と変化する情報を自動的に送信できる機能を持っています。

送られたデータの量に比例して料金をとる

従量課金システムでは、結果として送られたデータの量に比例して料金をとるので、途中で何度再送しても、どれだけ複雑な並べ替え処理をしても、料金は同じです。となると、事業としての効率化を目指すと、そのような処理はできるだけしなくてすむようにしたい。データが一度でスムーズに流れるほうが利益は大きくなるということからも「中間」の信頼性を高くする必要がでてくるということになります。また一方、従量課金では、どの端末からデータが何ビット送られたかということを、きちんと把握しなければならない。そしてその課金システムをつくること自体に、大変なリソースとコストが必要となります。つまるところ、既存のデータ通信は、巨額のコストのかかる仕組みにならざるをえなかったわけです。したがって、大きな社会資本が投入されなければならないし、大きな社会資本が投入されるためには、国の政策がなければならないというわけで、これまではデータ通信のインフラストラクチャーというのは、国の大きな支援や巨大な資本が動かないとつくれないということになっていたわけです。

主戦場はモバイルに

モバイル(主に携帯電話、以下、ケータイ)サービスをその「芽」と見る向きは多い。言うまでもなくケータイは、個々人のつながりの究極のツールである。勝ち組ネット企業の代表であるヤフー、楽天、グーグルの成長をこれまで支えてきたのはパソコンである。ところがパソコンには時間と場所に制約があり、ケータイに比べると、ネットのいちばんすぐれた特性であるはずの「いつでもどこでも(ユビキタス)」を、必ずしも十分に活かせているわけではない。外に持ち出せるとはいえ、ノートパソコンの使い勝手(の悪さ?)もデスクトップと似たようなものである。これまでのケータイの弱点は、従量制であった高額の通信料金であったが、定額制が採用されたことで、「いつでもどこでも」がより身近となり、このことも、ケータイの利便性の向上を大いに後押しした。